2012年8月11日土曜日

動画再生してみる:その3-テスト

MP870は再生可能な動画形式として、mp4やflvをサポートしている。

そこで、MP870の動画再生性能をテストするために、手持ちの動画を色々と再生してみてた。

以前に、YouTubeからダウンロードした「お気に入り動画」wを色々と再生してみた。

大体、手持ちのflv動画は正常に再生できた。
いくつか、再生に失敗した動画ファイルがあったが、原因は特定できなかった。

mp4動画については、再生に失敗するファイルが多かった。
勝率で言えば、5割程度かもしれない。flv動画の方が良く再生できた。

動画を再生した印象では、感覚的にはmp4動画に比べてflv動画の方が「軽い」感じがした。

MP870の様な非力な環境で動画を再生すると、動画ファイルを選択してから実際に再生が始まるまでの間、mp4ファイルは「重い」印象がした。

自分でエンコードした動画ファイルを用意しての比較テストをした訳では無いが、動画のコンテナーとしてのフォーマットはflv形式の方が軽い印象を受けた。


「お気に入り」動画をMP870で再生してみて、ひとつ気が付いた。

ダウンロードした「お気に入り」のflv動画は、PC環境では「Media Player Classic - Home Cinema」(以下、MPC-HC)を使って再生している。

当然、MP870とPCでは再生環境が異なるが、PCのモニターの解像度に合わせた再生では画面の拡大による画像の粗が目立ってしまう。
また、オリジナルの画面サイズでの再生では、モニターの中央に「ちんまり」と動画が再生されるので少々物足りない。と言うか少し寂しい。

ところが、同じ動画をMP870にて再生すると「ちょうどイイ」のである。
感覚的には、「四畳半の部屋の真ん中で大の字に寝る」ような感じである。

絶対的に、また物理的にMP870の画像サイズは小さいが、いつでも、どこでも掌の中で動画が再生できるのである。
この「ポータブル」で「パーソナル」な感覚は、高校の頃にカセットウォークマンwで、初めて音楽を屋外に持ち出した時に似ている。

こうしてMP870にて、通勤途中の電車内はもちろん、自宅のトイレの中や、就寝前の寝床にて、お気に入り動画の視聴を楽しんだ。

まぁもっとも、いつでもネットにアクセスできるユビキタスwな環境であれば、うp主が動画を削除しない限りは、ローカルストレージに動画ファイルを保存する必要が無いことは理解している。
「お気に入り」動画のURLさえブックマークしておけば良いのである。


さて以上により、手持ちの動画ファイルを使った「動画再生能力テスト」wでは、大体の傾向が分かった。
これを元に、次は自分でMP870向けの動画ファイルを用意してみることにする。

このブログの最初の記事(デアイ)にも書いたが、溜まっているアニメの消化に向けて、MP870の本格運用wを開始する(キリッ)

関連記事:
デアイ
動画再生してみる:その1-始めに
動画再生してみる:その2-準備するもの
動画再生してみる:その3-テスト
動画再生してみる:その4-動画の再エンコード
動画再生してみる:その5-再生できない条件
基本的な使い方:動画編