2012年5月12日土曜日

動画再生してみる:その2-準備するもの

MP870で再生する動画をエンコードするにあたり、以下のものを準備した。

  • MP870本体
  • 増設用microSDHCメモリー
  • XMedia Recode
  • エンコード作業用PC


今回、MP870で動画を再生するにあたり、動画の保存用メモリーを増設することにした。

MP870にはmicroSDHCメモリー用のスロットがあり、ライブラリ感覚でmicroSDHCメモリーが交換できる。
ところが、microSDHCメモリーには挿抜対応回数が決まっている。
また、メモリースロットに対して強い力で抜き挿しすると、内部基盤にスロットが直付けされている場合、スロット自体の耐久性よりも基盤との接触不良が発生することが考えられる。

従って、一度挿したメモリーはあまり抜き挿ししないこととする。そのため、予算の許す限りの最大容量のメモリーを用意することにした。

さらに、今回のメモリーの用途は動画の保存先を想定している。そのため、動画の再生時に有利なようにメモリーへのアクセススピード(主に読み出し側スピード)が早いものとする。

以上により、今回は16GB、CLASS10のmicroSDHCメモリーを動画再生用に用意した。


エンコード作業用PCについては、言うまでも無く、高性能なものが良い。

XMedia Recodeのエンコードエンジンはffmpegであるが、最近のffmpegはマルチスレッドに対応している。
タスクマネージャで簡易的に確認したところ、XMedia Recodeでのエンコード中はCPUのマルチコアを全て使っていたが、メインメモリはそれほど使用していなかった。

従って、メインメモリーの容量よりも、CPUの動作クロックとマルチコア数に影響を受けるようである。

関連記事:
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基本的な使い方:動画編

動画再生してみる:その1-始めに

MP870にはTFTカラー液晶が付いている。

動画再生時は本体を横向きにして視聴する。その際の画面の解像度は320×240ピクセルで、アスペクト比は4:3である。

取り扱い説明書にあるように、各種の動画の再生をサポートしている。

デアイ」で書いたように、溜まっているアニメの消化に使えないかと思い、MP870での動画再生について色々と試したことをチラシの裏にメモっておこうと思う。

MP870を買ってから、情報収集のために「TRANSCEND MP3プレーヤーまとめwiki」とそのスレを参照している。
このwikiの「各種ツール」内で、 動画変換ツールとして「XMedia Recode」(HPはドイツ語)が紹介されていた。(フリーソフト)

以前にPSP向けの動画エンコードで遊んでいた時、「携帯動画変換君」のiniファイルをエディタで編集しながら試行錯誤していたが、結構面倒であった。

試しに「XMedia Recode」を少し使ってみたところ、標準で日本語化されていたり、エンコード・パラメータをGUIで変更できたりしたので、今回の動画エンコードのフロントエンドとして、しばらく付き合ってみることにした。

この「XMedia Recode」は割りと頻繁にアップデートされる。バージョンによっては、多少バギーな動作をする。
以後、この「XMedia Recode」の使い方と、ちょっとしたTipsなども合わせて、MP870向け動画のエンコード方法についてまとめる。

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